こころ
「ストレス」という言葉は良く耳にすると思います。しかし、誤解されている事も多々あるかと思います。「ストレス」にも実は「ユーストレス」と「ディストレス」という2つのものが存在します。”ユーストレス”は有益なストレスで「ディストレス」は悪いストレスという事になります。ほとんどの人がストレスと聞いて思い浮かべるものは「ディストレス」という事になります。ストレス→自律神経系の乱れ→副腎の問題という流れができてしまいます。
日常生活における原因
睡眠不足
最新の研究では7時間の睡眠が最もよいというデーターがあります。鬱病というのはセロトニンが関係してきます。実は睡眠にもセロトニンが大きく関係してくるのです。ストレスがきっかけで睡眠不足に陥り、十分に休息がとれなくなりいずれこの事自体が大きなストレス要因になるという負のサイクルに陥ります。
テクノストレス
パソコンに適応できないテクノ不安症と、パソコンに適応しすぎてしますテクノ依存症の2つが挙げられます。テクノ不安症は、パソコンが苦手な人が無理をして使う事でストレスとなり、テクノ依存症は過剰な言い方をするとパソコンさえあれば人付き合いはいらないという考え方に陥ります。
肩こり、首こり
ストレスを多く感じてしまうと交感神経系が過剰に働くため、こり感が強くでます。初期症状として現れる事があります。
生活習慣の乱れ
現代人にもっとも多いかもしれません。寝る時間もバラバラで食事もろくにとらない様な生活をしていると、自律神経系が大きく乱れてしまい精神疾患に移行する事があります。
イギリスの精神科医でカイロプラクターであるDr.ダイアモンドは、メンタルの専門ドクターです。エルカイロプラクティックのスタッフは彼のセミナーを受講し、独自のアプローチを構築しております。また、眼球運動などを使い、セロトニンの作用をあげていきます。
不眠
塾眼障害−簡単にいうと睡眠の質の低下。どんなに寝ても満足感が得られません。
入眠障害−寝付きが悪く、眠ろうとするとかえって目がさえてしまう状態。
早朝覚醒−朝早くに目が覚めてしまい、一度起きると二度寝ができない状態
中途覚醒−眠りが浅く、夜中に何度も目が覚めてしまう。
睡眠の科学
朝、目覚めて日中活動的になっている時には”ヒスタミン”という物質が広く投射されています。そして、睡眠を促す物質は”GABA”である。これは脳内の抑制物質なのでヒスタミンを抑制する作用がある。
そして、これらが上手く働く様に調整しているのが”体内時計”という装置である。これは脳内の視床下部に存在し、睡眠、覚醒、食欲、ホルモン分泌、代謝などのリズムを全てコントロールしています。ここで重要なのは朝の光。網膜から入った光情報をキャッチする事で、24時間リズムに身体をセットするのです。
日常生活における対処方法
就寝3時間前のカラダを温める
就寝3時間前にお風呂に入り、カラダと脳の温度を上げる。そしてそこから徐々に体温が下行していく時に、眠りの波がやってくる事は科学的に証明されています。
食事
トリプトファン:豆乳、肉類
炭水化物:米、パン
メラトニン:トウモロコシ
ビタミンB12:アサリ、イワシ
睡眠不足は生活習慣病といっても過言ではありません。睡眠不足から交感神経系が緊張して副腎髄質ホルモンが出て、高血糖となりその結果、糖尿病になったり高血圧にも移行します。カイロプラクティックでの研究によると、施術後に副交感神経系が働くといわれています。つまり、カイロプラクティックで背骨を正す事で背骨からでる自律神経系を調整して、不眠を改善させていきます。