症例

スポーツ障害とパフォーマンス向上

今世界のスポーツ医療の世界においてカイロプラクティックはなくてはならない存在になっています。いままでの治療法だと障害を受けた部位だけに超音波や電気をあてるために、障害部位がよくなってもそもそもの障害を起こした原因や障害から来る体の悪い癖を良くする事が出来ませんでした。しかしカイロプラクティックは背骨や神経の働きから体をみるので障害後に悪い癖を残さず、根本的に故障しにくい体を作る事が出来、さらにパフォーマンスまで向上する事が出来ます。
エルカイロプラクティックはスタッフ全員が本格的にスポーツに取り組んだ経験がありスポーツ障害を非常に得意としておりますお悩みの方は是非ご相談ください。

一般的なスポーツ障害の一覧(代表例)

肩の障害

インピンジメント症候群(腱板損傷)

インピンジメントとは「衝突」という意味です。
肩の場合、色々な方向からの筋肉が集まってまるで板の様になっている所があります。この部分が繰り返し骨とぶつかって損傷して起きる症状のことをインピンジメント症候群といいます。肩はその特性上関節を60~120度曲げた位置で上腕骨と肩峰の隙間が一番狭くなります。なので野球、テニス、バレー等、この角度での動作が多いスポーツを行っている方はインピンジメント症候群になりやすい傾向があります。

肘・手首の障害

リトルリーグ(野球)肘

投球動作では腕が加速するにつれて肘から先に強い外側方向へのストレスがかかります。その為肘の内側に牽引力が働き、結果として内側の靭帯である内側側副靭帯が損傷し付着部の炎症や、ひどい場合には剥離骨折を生じることがあります。

また肘の外側は逆に強く圧迫されるので、軟骨同士が衝突して離断性骨軟骨炎が生じます。そして後方部の上腕三頭筋は一度過度に伸ばされた後に急激に収縮するため筋肉が付着する肩甲骨や肘に違和感や疲労骨折が生じることもます。幼少期においてこれらの障害は骨格的にも筋力的にも十分でない年少者がオーバーユースすることが原因ですが、大人にも起こります。投球量を制限し練習メニューを見直すことと、投球フォームの矯正を行うことが大切です。

腰の障害

ゴルフ、野球、テニス等スポーツによる腰の捻じれ

腰の捻り動作を繰り返すスポーツでは腰と骨盤に強い捻じれ癖が出来やすく慢性化すると、パフォーマンスの低下し腰椎すべり症や腰椎分離症、椎間板ヘルニア等、腰の構造に異常が出てきます。基本的に腰から骨盤の角度が強いとすべり症や腰椎分離症になりやすく、腰から骨盤の角度が少ないとヘルニアになりやすいです。
腰の障害ある方は必ず筋肉や関節に異常があるので、その状態でプレーを続ける事で状態はより悪化します。ほとんどの場合症状が軽くてもトレーニングを控えて状態が改善するまで体の治療を優先するほうが長期的には良い結果をもたらします。

股関節・膝・足首の障害

「グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)」

グロインペイン症候群は元サッカー日本代表の中田英寿選手がなったことで広く認知されました。股関節や骨盤の筋肉や関節のバランスが悪くなると発症し、症状としては恥骨周辺や内転筋・腸腰筋の付着部、腹筋下部などに痛みがでます。サッカー等の足を多用するスポーツにおいては利き足と軸足の間に強いストレスがかかります。日頃十分にケアしていないと徐々に下半身のバランスが崩れ、グロインペイン症候群になるリスクが高くなります。

外反母趾

外反母趾は写真のように母趾の付け根の骨が内側に向き、母趾が小指側に曲がってしまい、見た目では母趾が『くの字』になってしまう状態です。また、母趾の付け根の骨が内側に変形しているので、足の横幅が広くなってしまいます。ハイヒールをよく履く女性に多く、男性でも合わない靴を履いていると外反母趾になります。

外反母趾の特徴として、立っている時や歩いている時に母趾に体重をかけず小趾に体重をかける傾向があります。これが続くと過剰な衝撃と足のねじれを引き起こし、この運動が繰り返し行われることによって、股関節や骨盤のゆがみ、O脚を引き起こしてしまう可能性があります。

また、外反母趾とは逆に内反小趾という状態になってしまう場合もあります。この状態は、外反母趾と全く逆で小趾が母趾側に向いてしまっている状態です。外反母趾と内反小趾が両方ともあるという方もいます。この内反小趾の状態も、足の小趾に体重を掛けていることが多くあります。つまり、足の小趾に体重がかかることによって様々な足の変形をおこしてしまう危険性が高まるという事になります。

外反母趾を改善するにはハイヒールや合わない靴をはかないだけでなく、足全体にバランスよく体重がかかるように下半身の筋肉や関節のバランスを整える必要があります。

スポーツ障害・パフォーマンス向上に対するカイロプラクティックアプローチ

スポーツ障害が起こる背景には常に体のバランスの悪さと負担のかかりやすい体の使い方が存在します。
これらを改善しない事には一時的に良くなってもプレーを続ける限り何度でも再発します。毎年、多くのアスリートが故障を抱えたままプレーを続けた結果、悪化してつらいリハビリ生活を送る事になったり、引退を余儀なくされています。大体のアスリートは故障を経験することによって初めて体の大切さを実感します。スポーツは勝ち負けも大事ですが、その前に不安なく存分に体を使って楽しくプレー出来る事の方がよっぽど大切です。カイロプラクティックは故障を抱える全ての方の悩みを少しでも改善すべく施術を行っていきます。また施術のみならず、各々のスポーツで必要とされるストレッチやトレーニングもアドバイスする事が可能ですので、日頃のコンディショニングを整えるのにもご利用下さい。

「スポーツ障害」に関する詳しい症例はこちら

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