症例

腱鞘炎

筋肉が骨に付く部分を腱といい、手を曲げ伸ばしする際に腱をトンネルの様にカバーしスムースに動けるように、そして抑えておく働きをするものが腱鞘です。この腱と腱鞘の間に起きた炎症のことを腱鞘炎といいます。痛みの出る部位は様々ですが、手首の親指側の部位のもの(短母指伸筋・長母指外転筋)をドケルバン氏病、手指を曲げる部分に起こるもの(屈筋腱)をばね指・弾発指といわれています。家事や抱っこ等での負担や、キーボードなど手を多く使う方にみられます。

カイロプラクティックでは、痛みを起こしている筋肉の緊張を緩和するとともに、炎症がおさまっている場合は滑りの悪くなっている部分に対して施術をおこなう。また、手指の骨(指節骨)や手根骨や橈骨、尺骨の関節の可動制限に対しアプローチしていき、痛みを起こす筋肉がより負担が少なく動かせるよう、回復しやすいよう促す。アドバイスとして負担のかかりにくい抱っこやキーボードの使い方などを指導していきます。

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